指定した桁数で数値の「切り捨て処理」をするには、ROUNDDOWN関数を使います。桁数の指定は、小数部分で切り捨てる場合はプラスの数、整数部分で切り捨てる場合はマイナスの数で指定します。小数点以下を切り捨てるには「0」とします。
▲小数部分で切り捨てる場合はプラスの数で、「何桁目まで残すか」を指定します。整数部分で切り捨てる場合はマイナスの数値で、「何桁目まで削るか」を指定します。小数点以下を切り捨てたい場合は「0」に ●桁数の指定で、換算結果が変わります。
消費税の計算では、合計請求額の5%に当たる数値について、1円未満を切り捨てる場合が多いです。まず、合計請求額(F11セル)の5%を求めるには、「F11*0.05」という式を立てます。これをROUNDDOWN関数の引数「数値」に指定して、切り捨て処理をします。
「1円未満切り捨て」は、小数点以下を切り捨てればよいので、ROUNDDOWNの引数「桁数」を「0」とします。これで消費税が算出できます。
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