Excel(エクセル)文字数を指定して置換するREPLACE(リプレース)関数
Q.置換対象の文字列が異なる場合はどのような関数を使えばよいですか?
A.Excel(エクセル)のREPLACE(リプレース)関数は、特定の文字列に別の文字列を指定するのではなく、開始位置から文字数を指定するので、置換対象が異なる文字列であっても別の文字に置換することができます。置換する文字の「位置」が特定されている場合に便利な関数です。以下に3つの事例をご紹介します。
引数は=REPLACE(文字列,開始位置,文字数,置換文字列)
【事例1】1文字目を開始位置として、2文字分を置換する
※B列の左から2文字を《実践》に置換
【事例2】4文字目を開始位置として、文字数「0」または「省略」で挿入という形にする
※C列の郵便番号に《”-” (ハイフン)》を挿入しD列の表記にする。
【事例3】取り出す位置が異なる場合は、関数をネストする
※「県」の位置に着目しE列の住所から都道府県以降を取り出し、G列に住所2を作成する
※IF(イフ)関数の論理式にMID(ミッド)関数。「真」と「偽」にREPLACE(リプレース)関数を
ネストして削除という形にする
なお、住所1となる都道府県名を取り出すには、IF関数の条件にMID関数を利用し、「真」と「偽」は
LEFT(レフト)関数で左から4文字取り出すか3文字取り出すかの条件に応じた値を返します。