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いくつかの操作方法が考えられますが、それほど大量のデータを必要としていなくて、マウスを利用しているのならオートフィルを利用するのが簡単でしょう。

▼操作手順:一週間ごとの日付を入力する
※A1セルから縦方向に、「2010年4月1日」からはじまる一週間ごとの日付を入力する例

A1セルに「2010/4/1」と入力
 ↓
A2セルに「2010/4/8」と入力
 ↓
A1:A2セルを選択
 ↓
A1:A2セルを下方向にオートフィルする

Excelでは、数値データの入力されている2つのセルを選択してオートフィルすると、その数値の差分で連続したデータを入力できます。

数値データの一種である日付データでも同じことです。

A1セルに「2010/4/1」A2セルに「2010/4/8」と入力すると、この2つのセルに入力されている日付の差は7日(一週間)です。この2つのセルを選択しておいてオートフィルすれば、一週間ごと(7日ごと)の日付データを作成できます。

データを入力したA1:A2セルを選択しておいて、

A1:A2セルの右下にマウスポインタを移動して、マウスポインタが十字型になったのを確認してから

下方向にドラッグしていくと

一週間ごと(7日ごと)の日付データが作成されます。

日付の書式は、[Ctrl]+[1]キーを押すなどして表示される[セルの書式]ダイアログ-[表示形式]タブの[分類]欄「日付」から適切なものを選んだり、希望するものがなければ、書式指定記号を使ってユーザー定義書式を設定してください。日付書式の設定はオートフィル前に行っても、オートフィル後に行っても、勿論OKです。

今回ご紹介したのは、あくまでもデータ量が多くないときにおすすめする操作で、数百件・数千件といったデータを作成する場合は別の操作をするほうが楽だと思います。その具体的操作方法は、近日中に別途ご紹介します。
 

社内に蓄積されているビジネスデータを、今後の営業戦略を導き出すために有効に活用できていますか?
Excel 2010では、膨大な量のデータの中から必要なデータだけにすばやく絞り込むための「スライサー」機能を新たに搭載しました。
また無機的な数値情報をバーやアイコン、色で視覚化する「条件付き書式」機能に加え、データ全体の傾向を即座につかむことができる「スパークライン」機能が新しく搭載されたため、効率よく、また簡単にデータ分析を行うことができ、迅速なビジネス判断を下すのに役立ちます。
 

Excelでは事前に設定変更をしておくことで、保存時に自動的にバックアップファイルを作成することができます。

この設定を、Excel 2007の場合にどこで行うのかを探している方の検索でしょう。

[名前を付けて保存]ダイアログの形状が2003までのExcelと変更になっているために、コマンドの場所を見つけられなかったのかもしれません。

▼操作手順:自動バックアップ作成を設定する
[Officeボタン]-[名前を付けて保存]をクリック
 ↓
[名前を付けて保存]ダイアログ
 -[ツール]ボタン
  -[全般オプション]をクリック
 ↓
[全般オプション]ダイアログ
 -[バックアップファイルを作成する]チェックボックスをOnにし
  [OK]ボタンをクリック
 ↓
[名前を付けて保存]ダイアログで、
 [保存先][ファイル名]を指定後[保存]ボタンをクリック

[名前を付けて保存]ダイアログの[ツール]ボタンの場所が、2003と2007とでは異なっていますが、操作手順自体は同じです。

Excel 2007の場合、[名前を付けて保存]ダイアログ-[ツール]ボタンは、ダイアログの右下に配置されています。

[保存]ボタンの近くに配置されていて、ユーザビリティ的には2003までよりも良くなっていると思うのですが、右上に[ツール]が配置されていた2003までの[名前を付けて保存]ダイアログをご存じの方が戸惑ってしまうことは、十分推測できます。(ユーザビリティ改善の難しいところですね。。)

2003までのExcelと同じく、上記の設定を行ったファイルは、上書き保存時に同じフォルダに「○○のバックアップ.xlk」といった名称のバックアップファイルが作成されます。

上書きしてしまったファイルを元に戻したいということがよくある、という方には設定しておくことをおすすめします。
 

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サインカーブ・正弦曲線を描く場合も、元データが必要になりますから、まず元データを作成して、そのデータを元にグラフを作成するという手順を取る必要があります。

▼操作手順:正弦関数のグラフを作成する
A1:A361セルに「0」から「360」までの整数を入力
 ↓
B1セルに「=SIN(RADIANS(A1))」という数式を入力
 ↓
B1セルをB361セルまでオートフィル
 ↓
A1:B361セルを選択
 ↓
メニュー[挿入]-[グラフ]をクリック
 ↓
[グラフウィザード-1/4-グラフの種類]ダイアログ
 -[グラフの種類]欄で「散布図」
 -[形式]欄で
  「データポイントを平滑線でつないだマーカーなしの散布図です。」を選択
 ↓
[グラフウィザード-1/4-グラフの種類]ダイアログ
 -[完了]ダイアログをクリック
 ↓
作成されたグラフの書式を設定

Excelでは正弦関数としてSIN関数、度をラジアンに変換するRADIANS関数が用意されているので、この2つの関数を組み合わせて元データを作成するわけです。

A1:A361セルに「0」から「360」までの整数を入力する操作は、マウスでオートフィルをしてもいいですが、メニュー[編集]-[フィル]-[連続データの作成]コマンドを利用するほうが便利でしょう。
 

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「エクセル 列幅もコピー」
「エクセルで列の幅も含めてコピー」
といった検索がこのサイトで行われていることがあります。

Excelでコピー&貼り付けをする際、列の幅もコピー元と同じようにしたいという方の検索です。

ここまで読んで、
「列幅なんてコピーすれば同じになるのに、どういう意味だろ?」
と感じる方がいらっしゃるかもしれません。

Excelではコピーの仕方によって、列の幅も含んでコピーが行われることもあれば、列幅を無視した状態でコピーされることもあります。

先の検索は、列幅を無視したコピー操作を行っている方による検索です。普段、列幅も含んだコピーを利用している方の場合、このような疑問つながらないでしょう。

Excelでコピーを実行する際、列幅がどうなるのかについて改めてご紹介しておきましょう。

▼コピー実行時に列幅がどうなるか

セル範囲を選択してコピー&貼り付けした場合
 列幅は無視してコピーされる

列を選択してコピー&貼り付けした場合
 列幅も含んでコピーされる

というのがExcelの仕様なのです。

例えばのケースですが、表をコピーする場合

B2:C12セルを選択してコピー&貼り付けした場合、列幅を無視してコピーが実行され、B:C列を選択してコピー&貼り付けした場合、下図のような列幅を含んでコピーが実行されます。

この仕様についてご存知なかった方は、是非実際にご自分の手を動かして確認してみることをおすすめします。