現行のOutlook 2007にはまだメニューバーが残っているが、Outlook 2010ではついにリボンが導入された。大きな変化だが、Office 2007ユーザーなら迷うことはないはずだ。むしろ気になるのは受信トレイが既定では「スレッド」ビューで表示される点。同じテーマに関するメールを階層表示する仕組みだ。従来からあったビューだが、Outlook 2010ではこれが既定となり、送信メールも一緒に表示されるようになった。
新機能として有効に活用したいのが「ホーム」タブの中央にある「クイック操作」だ。件名に定型文を加えて転送するなど、お決まりの操作を登録して呼び出せる機能。メールを選択してクイック操作のボタンを押すだけで処理できる。
「パソコンの画面を画像として保存するにはどうしたらいいのでしょうか?」
というご質問は、パソコン初心者の方からいただく定番の質問の一つです。
従来のWindowsの場合、[PrintScreen]キーと何らかの画像編集ソフトを使って保存するという操作を行う必要があります。
Windows 7でも従来の[PrintScreen]キーと画像編集ソフトを使った操作ももちろん可能ですが、画面を保存するためのアクセサリソフトも新たに用意されています。
[Snipping Tool]というツールです。
Snipping Toolを使った、パソコン画面の保存は以下のような手順で行います。
▼操作手順:パソコンの画面を画像として保存する
[スタート]
-[すべてのプログラム]
-[アクセサリ]
-[Snipping Tool]をクリック
↓
画像として保存したいあたりをドラッグ
↓
Snipping Toolの
[ファイル]
-[名前を指定して保存]を選択後
↓
[名前を付けて保存]ダイアログで、
保存先フォルダ・ファイル名・ファイルの種類を指定して保存
Snipping Toolを起動すると、ツールバーが表示され、マウスカーソルが大きな十字になります。
画像として保存したいあたりをドラッグすると、ドラッグされたあたりが貼り付いた状態でSnipping Toolが表示されます。あとは通常の画像編集ソフトと同じように、保存操作を行えば、パソコンの画面が保存できます。
Windows 7をお使いの方は、一度ご確認ください。
拡大鏡の表示モードを切り替えながら使うような方の場合、モードを切り替えるショートカットキーも合わせて覚えておくと便利だと思います。
拡大鏡が起動した状態で、以下のショートカットキーで表示モードを変更できます。
▼操作方法:全画面モードにする
[Ctrl]キー+[Alt]キー+[F]キー
▼操作方法:レンズモードにする
[Ctrl]キー+[Alt]キー+[L]キー
▼操作方法:固定モードにする
[Ctrl]キー+[Alt]キー+[D]キー
モードの変更は[拡大鏡]ツールバー-[表示]から選択しても可能ですが、特に大きく拡大している場合に[拡大鏡]ツールバーを探すのは面倒です。
表示モードを頻繁に変更するなら、[拡大鏡]ツールバーからの変更よりショートカットキーのほうがおすすめです。
Full Scree Mode(全画面モード)
Lens Mode(レンズモード)
Docked Mode(固定モード)
の頭文字が割り当てられていますから、覚えやすいショートカットキーだと感じます。
拡大鏡の表示モードを変更するショートカットキー、是非一度お試しください。
Windows 7ではタスクバーの機能がアップしています。
タスクバーの新機能である、ジャンプリストはなかなか便利に感じています。(ジャンプリストとは、Windows 7でタスクバーのボタン上で右クリックしたときに表示される一覧のことです。)
右クリックでジャンプリストを表示する方が多いとは思いますが、他にも表示方法がありますので、ご紹介しておきます。
ジャンプリストはキーボード操作でも表示できます。
▼操作方法:ジャンプリストを表示する
[Windows]キー+[Alt]キー+数字キーを押す
ノートパソコンなどを使っている場合、上記のショートカットキーが便利だと思います。
既にご紹介したように、[Windows]+[Shift]+数字キーだと新たにそのアプリケーションを起動することができ、[Windows]+[Alt]+数字キーだとジャンプリストの表示です。
タッチパッドを利用している場合は、下記の操作が便利かもしれません。
▼操作方法:ジャンプリストを表示する
タスクバーのボタンをデスクトップ方向にドラッグする
タッチパッドだとタスクバーのボタンをデスクトップ方向になぞるような操作をしてください。
マウスで操作する場合、タスクバーのボタンをデスクトップ方向にドラッグしようとするとジャンプリストが表示されます。なお、左右にドラッグすると並べ替えになってしまいます。あくまでもデスクトップ方向にドラッグしようとしてください。
Windows 7をお使いの方は、ジャンプリストのさまざまな表示方法を一度ご確認ください。
Windowsには画面を拡大して表示する[拡大鏡]という機能があります。
一般の方はあまり使う機会がないかもしれませんが、パソコンインストラクターには必須といっていい機能です。
パソコンを利用してプレゼンを行う方にとっても、結構役立つ機能です。
このサイトではそんな拡大鏡について、起動方法やWindows XPの場合のおすすめ設定をご紹介してきました。
この拡大鏡が、Windows 7ではより使いやすくなったと感じています。
まず、Vistaまでよりも、とても簡単に起動・終了できるようになっています。
あまりに簡単に起動できてしまうので、終了する方法を先にご紹介しておきます。
▼操作方法:拡大鏡を終了する
[Windows]キー+[Esc]キーを押す
[Windows]+[Esc]キーで、拡大鏡の終了です。
終了のショートカットキーを覚えていただいたら、起動方法です。
▼操作方法:拡大鏡を起動する
[Windows]キー+[+]キーを押す
画面を拡大したいので[+]を[Windows]キーと同時に押すと考えれば、意味的にもとても覚えやすいショートカットキーでしょう。
[Windows]+[R]キーで[ファイル名を指定して実行]ダイアログを表示して、「magnify」と入力して起動するよりもはるかに簡単です。
拡大鏡が起動すると、[拡大鏡]ツールバーが表示されます。
このツールバーを閉じると拡大鏡が終了してしまいます。邪魔に感じたら閉じるのではなく最小化しておいてください。
拡大鏡が起動したら、起動と同じショートカットキーで表示倍率を上げられます。
▼操作方法:拡大鏡で表示倍率を上げる
[Windows]キー+[+]キーを押す
[Windows]+[+]キーで拡大鏡が起動し、拡大鏡起動後は同じ操作でさらに拡大されるというわけです。
表示倍率を下げるほうも意味的にわかりやすいです。
▼操作方法:拡大鏡で表示倍率を下げる
[Windows]キー+[-]キーを押す
拡大のショートカット[Windows]+[+]の逆で、[Windows]キー+[-]なら縮小されます。
Windows 7の拡大鏡では3つの表示モードが用意されています。
•全画面表示
•レンズ
•固定
という3つのモードが選べます。
[全画面表示]は画面全体が拡大された状態、[レンズ]は四角形のレンズで画面の一部を拡大しているような状態、[固定]が従来の拡大鏡と同じように拡大画面と通常画面を表示した状態です。
表示モードは、[拡大鏡]ツールバー-[表示]から変更できます。
Windows 7をお使いの方で、パソコン操作を説明する機会の多い方、プレゼンをする機会の多い方は、是非ご確認ください。