付箋ではショートカットキーでいろいろと書式を変更できるようになっています。
箇条書きにしたり
段落番号を表示したりといったこともできます。
▼操作手順:付箋を箇条書きにする
箇条書きにしたい文字列を選択後
[Ctrl]キー+[Shift]キー+[L]キーを押す
フォントサイズを変更するときと同様、箇条書きにしたい文字列を選択しておいてから、[Ctrl]+[Shift]+[L]キーを押してください。
Listにするという意味を考えれば「L」を覚えやすいんじゃないかと感じます。
[Ctrl]+[Shift]+[L]キーを繰り返し押すことで、行頭文字がどんどん変化していきます。
[Ctrl]+[Shift]+[L]キーを押すと、以下の順番で行頭文字が変化します。
中黒による箇条書き
↓
1. 2. 3.
↓
a. b. c.
↓
A. B. C.
↓
i. ii. iii.
↓
I. II. III.
↓
箇条書きではない通常の状態
Windows 7をご利用の方は一度ご確認ください。
フォントサイズを変更しようと、マウスの右ボタンをクリックする方が多いと思いますが、付箋のショートカットメニューの中にフォントサイズを変更するコマンドはありません。
付箋のフォントサイズ変更はショートカットキーを使います。
▼操作方法:付箋の文字を拡大する
文字を選択後
[Ctrl]キー+[Shift]キー+[>]キーを押す
▼操作方法:付箋の文字を縮小する
文字を選択後
[Ctrl]キー+[Shift]キー+[<]キーを押す
[Ctrl]+[Shift]+[>][<]キーは、選択された文字のサイズを変更するショートカットキーなので、必ず文字を選択してから使ってください。
Windows 7の付箋をお使いの方は、一度ご確認ください。
なお個人的には、ショートカットキーから文字サイズを変更できるのは、勿論いいとは思いますが、ショートカットメニューにもコマンドがあってもよかったんじゃないかなと感じています。
Office 2010では写真編集ツールが洗練された。このバージョンでは、PhotoShopなどのサードパーティの写真編集プログラムで提供されているものに似た芸術的効果を、Word、Excel、PowerPointの中から適用できるようになった。また、効果を画像に適用した場合のプレビュー画像をサムネイルで見ることまでできるようになった。
PowerPointでは、写真と動画の両方に対して、鏡面効果やシャドウなどの芸術的効果を適用することができる。
Office 2010のアプリケーションには、新たなSmartArtのグラフィックが追加されおり、文書やスライドのニーズに合うものを見つけられる可能性が高くなっている。
テクニカルライターは、このWord 2010の新機能を便利に思うはずだ。Word 2010では、アプリケーションの内部からスクリーンショットをキャプチャーし、文書内にペーストするという作業が、クリック2回でできる。リボンの[Insert]タブに[Screenshot]ボタンが追加されている。
[Screenshot]ボタンをクリックすると、利用可能なスクリーンショットが表示されるので、文書に挿入したいものをクリックすればよい。スクリーンショットを挿入すると、図ツールが自動的に表示され、画像の編集ができる。
Outlookは私がもっともよく使うOfficeプログラムだ。これは私が朝コンピュータの前に座ったときに最初に起動するアプリケーションであり、夜シャットダウンするときに最後に閉じるアプリケーションでもある。そして、私は一日中、15分おきに(あるいはもっと頻繁に)メールとカレンダーをチェックし、連絡先を調べる。従って、Outlookのインターフェースの変更は私にとっては非常に重要なことだ。私はOutlookが改善されて欲しいが、何もかもを覚え直したくはないし、機能を失いたくもない。
Outlookに追加された[Ignore]ボタン(無視ボタン)こそ、大量のメーリングリストに参加しているユーザーが待ち望んでいたものだ。これを使えば、興味のないスレッドを消すことができる。これは、そのスレッドに属している受信トレイ内のすべてのメッセージを削除してくれるだけでなく、その後届くそのスレッドに関連するメッセージも自動的に削除してくれる。メッセージを1つ選択してIgnoreボタンをクリックすると、ダイアログボックスが表示される。
Outlook 2010では、スレッドの管理も簡単になっている。スレッド別表示でメッセージを見ている際、スレッドのタイトルを右クリックすれば、実行できる多くの動作が表示される。[Clean Up Conversation]を選択すれば、そのスレッドの重複メッセージが削除される。
もう1つの素晴らしいOutlookの新機能は、Quick Stepsだ。これは、リボンの[Home]タブにあるセクションの1つで、通常であれば複数の手順を必要とするタスクを実行する、シングルクリックのリンクを作成することができる。例えば私が夫にメッセージを転送したい場合、転送をクリックして、宛先ボックスに夫のアドレスを入力する代わりに、「To Tom」リンクをクリックするだけで、あらかじめ入力しておいた夫のアドレスが入った転送メッセージが現れる、という風にできる。リボンの[Home]タブにあるQuick Stepsセクションの部分を強調したものだ。