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Microsoftのサイト内に以下のようなページがあり、明記されています。
•Microsoft Office 製品に関する Windows 7 の対応状況
いろいろと書いてありますが、
•Office 2007
•Office 2003
•Office XP(2002)
はWindows 7で動作するということです。
Office 2000は、ダメです。
Windows 7でOffice 2000の動作は保証されていません。
もちろんそれ以前のOffice 97なども。
私も自分のPCでWindows 7(RTM)にOffice 2000をインストールしようと試してみましたけれど、インストールの途中から先に進めなくなってしまいました。
Office XP・2003・2007は、特に問題なく動作しています。
ちなみに私の環境では、Office XP・2003・2007の共存も問題なくできています。
私のノートPCには、正式リリースまではまだ時間のあるOffice 2010 Technical Preview版も入れて、4世代のOfficeを一つのWindows 7環境に同居させてありますが、同居に起因すると考えられる不具合は特に感じられません。(不便なことは時々ありますけれど、まあ職業柄仕方ありません。)
Windows XPからWindows 7に乗り換えた方が戸惑うポイントは、いろいろあるでしょう。
Vistaと7とでも違いはありますが、その違いはそれほど大きくないと感じます。
パソコンインストラクターな方だと、既にVistaに慣れてしまっている方が少なくないでしょうが、世の中ではXPを使っている方が圧倒的に多いのです。
XPから7に乗り換えた方の戸惑いは、Vistaから7に乗り換えた方より、当然ながらはるかに大きいはずです。
Vistaに慣れてしまった人にとっては、ちょっとビックリするような疑問・質問が、XPから7に乗り換えた方からは出てくる予感があります。
デスクトップアイコンの大きさはその筆頭かもしれません。
デスクトップアイコンのサイズについて疑問に感じる方・ビックリする方・戸惑う方は、大量発生するんじゃないかと想像しています。
初期状態のWindows 7のデスクトップアイコンは、XPと比べるとかなり大きいです。
Vistaを使いはじめたときに、はじめてデスクトップ上のアイコンを見て、
「アイコンでかっ」
と感じた方は少なくなかったはずです。
あの感覚を味わう、XPから7に乗り換えた方は少なくないはずです。
「Windows 7で、デスクトップ上のアイコンを小さくするにはどうしたらいいんですか?」
という質問は、頻発する可能性が高いだろうな、と思っています。
▼操作手順:デスクトップアイコンのサイズを変更する
デスクトップ上で右クリック
↓
ショートカットメニューから
[表示]-[小アイコン]を選択
Vistaのときは、デスクトップ上で右クリックして表示されたショートカットメニューから、[表示]-[クラシックアイコン]を選択することで小さくできましたが、7ではちょっと表記が変わって[小アイコン]となっています。
Windows Vistaのデスクトップ上で右クリックして表示されたショートカットメニューの[表示]には、
[大アイコン]
[中アイコン]
[クラシックアイコン]
が存在していましたが、
Windows 7では
[大アイコン]
[中アイコン]
[小アイコン]
になっています。Vistaよりもわかりやすい表示だと感じます。
デスクトップアイコンを大きくしたいときは、ショートカットメニュー[表示]の[大アイコン]や[中アイコン]を選択してください。
ウィンドウを最大化しているときに、そのウィンドウを移動したいということってありませんか?
アクティブな最大化されているウィンドウのすぐ下に、見たい別のウィンドウが存在していることがわかっているときなどです。
VistaやXPなど従来のWindowsの場合、最大化されているウィンドウを最大化されていない状態にして、それから移動するという操作が必要でした。
これがWindows 7では簡単に移動できるようになっています。
▼操作方法:最大化されているウィンドウを移動する
タイトルバー部分を持ってドラッグする
通常、最大化されていないウィンドウを移動する場合、タイトルバー部分を持ってドラッグするという操作を行います。
Windows 7では、最大化されているウィンドウについてもこの操作が有効になっています。
スナップ機能を実装したことによって、結果的にできるようになった操作ということなのでしょうか、Microsoftのサイトの中ではこの機能のことを述べているページを私は見つけられないのですが、結構便利に感じています。
Windows 7を導入した方は是非お試しください。
ただ残念ながら、すべてのアプリでこの操作が可能なわけではありません。例えばMicrosoft製品であっても、Excel 2002ではこの操作はできませんが、PowerPoint 2002やExcelでも2007ならOKだったりします。
VistaまでのWindowsでウィンドウを最大化する操作といえば、ウィンドウの右上にある[最大化]ボタンをクリックしたり、タイトルバーをダブルクリックしたりといった操作を行っている方が多いでしょう。
Windows 7では、ウィンドウを最大化する操作が増えています。
スナップ機能を利用した最大化です。
タイトルバー部分を持ってドラッグしていって、マウスポインタが画面の最上部まで到達すると最大化が行われます。
Microsoftの英語サイトに用意されている動画の、00:18~00:25に行われているのがこの操作です。
マウスを利用している場合、マウスボタンを2回クリックするという操作や、マウスポインタを[最大化]ボタンの上まで移動して1回クリックするという操作より、タイトルバーのどこかをつかんで思い切りよく上方向にドラッグする操作のほうが簡単に感じます。
このウィンドウの最大化操作もウィンドウを左右に並べて配置する操作と同じく、ショートカットキーが用意されています。
▼操作方法:アクティブウィンドウを最大化する
[Windowos]キー+[↑]キーを押す
ノートパソコンをお使いのような場合、ドラッグ操作よりもショートカットキーのほうがずっと操作しやすいはずです。
Windows 7を導入されている方でウィンドウの最大化をよく行うという方は、[Windowos]+[↑]キーを一度お試しください。
ウィンドウの境界やタイトルバー部分を画面の端までドラッグすることでウィンドウサイズが変更される[スナップ]は、Windows 7の便利な新機能の一つです。
実務でWindowsを使っていると、ウィンドウを左右に並べたいといったことがあります。
2つの文書を目で確認したいときや、元データがコピペができないような場合に左側に元のファイルを開き右側に配置したウィンドウで入力を行うといったときなどです。
こんなとき、Windows 7の新機能スナップなら、簡単に2つのウィンドウを左右に並べることができます。
画面の左半分に配置したいウィンドウのタイトルバー部分を持ってドラッグし、マウスポインタが画面左端にぶつかると、そのウィンドウは画面の左半分のサイズに変更されます。
画面の右半分に配置したいウィンドウのタイトルバー部分を持ってドラッグし、マウスポインタが画面右端にぶつかると、そのウィンドウは画面の右半分のサイズに変更されます。
Microsoftの英語サイトに用意されている動画の、00:06~00:18で行われているのがこの操作です。
2つのウィンドウを左右に並べるという操作をよく行っている方にとって、かなり便利な機能だと思います。
キーボード操作でも、同様のことができるようになっています。
▼操作方法:アクティブウィンドウを画面左半分に配置する
[Windowos]キー+[←]キーを押す
アクティブなウィンドウを画面右半分に配置するには、
[Windowos]+[→]キー
です。
ノートパソコンをお使いのような場合、ショートカットキーを使うほうが便利じゃないかと感じます。
なお、
Windows 7の新機能Aeroシェイクや[Winodows]+[Home]キーが、TeraPadがアクティブな場合使えないということをご案内しましたが、今回ご紹介した[Winodows]+[←][→]キーやスナップはTeraPadでもOKです。
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