氏名などの漢字データからフリガナを取り出すには、PHONETIC関数を使う。
注意したいのは、例えば「たくみ いち」とキーボードを打って「匠一」と変換したが、本来の読みは「ショウイチ」である場合です。PHONETIC関数で正しいフリガナを表示するには、大元の漢字の「読み」情報を修正する必要があります。それには、参照元の漢字が入ったセルを選択後、「書式」メニューから「ふりがな」→「編集」を選びます。すると、参照元の文字列の上部に「読み」情報が表示されるので、これを書き換えればOKです。
修正は、参照元の「ふりがな」を「編集」
▲大元の「読み」の情報を修正するには、参照元の文字列が入ったセルを選択後、「書式」メニューから「ふりがな」→「編集」を選びます。
▲参照元の文字列の上部に「読み」が表示されるので、これを書き換えれば、PHONETIC関数で取り出したB列の表示にも反映されます。また、フリガナの表示方法は、参照元の文字列が入ったセルを選択後、「書式」メニューから「ふりがな」→「設定」を選び、設定画面の「ふりがな」タブを開くと、「種類」欄で指定できます。標準設定では「全角カタカナ」が指定されています。
請求書などで、数値を改ざんされたりしないように、漢数字で表示したい場合があります。数値を漢数字に変換するには、NUMBERSTRING関数を使います。引数に「数値、表示形式」を指定すると、数値を漢数字で表示する関数です。表示形式は1~3の数値で指定します。数値が「123」の場合、表示形式を「1」にすると「百二十三」に、「2」では「壱百弐拾参」に、「3」では「一二三」と表示されます。
改ページプレビューでは、印刷時の拡大/縮小率を自動的に変化させて、指定したセル範囲をページごとに収めることができます。しかし、単に全体を1ページに収めるだけというのであれば、もっと簡単な方法もあります。
「ファイル」メニューから「ページ設定」を表示させ、「ページ」タブにある「横1×縦1ページに印刷」という項目にチェックを入れておくだけでよいです。こうすることで、ワークシートの内容を1ページに収めて印刷することが可能になります。
名簿などのリストを整理していると、重複しているデータに気づくことは多いです。そんな重複データ探しもエクセルなら簡単です。 「フィルタ」機能で重複データを非表示にできるので、あと表示されたデータをすべて選択して別の場所にコピーすれば、重複のないリストが作成できます。
▲重複データを非表示にするために、範囲中のセルを選択したうえで「データ」メニューから「フィルタ」→「フィルタオプションの設定」を選びます。
▲「リスト範囲」を選んだ状態で重複を調べたい列をドラグ、「重複するレコードは無視する」にチェックを入れます。
あいさつ文を挿入するということで、Word 2003の[あいさつ文]ツールバー内に配置されていたコマンドは、[挿入]タブに存在します。
▼操作方法:あいさつ文ダイアログを表示する
[挿入]タブ
-[テキスト]グループ
-[挨拶文]ボタン-[あいさつ文の挿入]をクリック
上記の操作で表示される[あいさつ文]ダイアログの操作自体は、2003までと同様です。