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Windows 7で実装されたスナップ機能に関連して、2つのウィンドウを左右にきれい並べられること、新たなウィドウ最大化操作が追加されていること、アプリケーションによりますが最大化されているウィンドウをいかなりドラッグで移動できることなどをご紹介してきました。
他にもスナップによる便利なウィンドウ操作がありますのでご紹介しておきます。
ウィンドウを最大化していない派の方におすすめの操作で、ウィンドウの縦方向だけを簡単に広げる操作です。
Microsoftの英語サイトに用意されている動画の、00:25~00:30で行われている操作がそれです。
動画の中では、ウィンドウの下側の境界線をドラッグしていますが、上側の境界線でも同じことです。
ウィンドウの上か下の境界線をドラッグして、マウスポインタが画面の端まで来ると、縦方向・上下方向だけが画面いっぱいまで広げられます。
長い文書を読むようなときや、プログラマな方でソースコードを追いかけるようなときに、ウィンドウの縦方向だけを伸ばす操作をよくやってる方にとって、便利だと思います。
上の境界線をドラッグする場合は、間違ってタイトルバーをドラッグしてしまわないように注意が必要です。タイトルバーをドラッグして画面端までマウスポインタが移動すると、ウィンドウが完全に最大化されてしまいすので。
この操作もショートカットキーが用意されています。
▼操作方法:上下方向・縦方向だけ最大化する
[Windows]キー+[Shift]キー+[↑]キーを押す
[Windows]+[↑]キーだと最大化で、それに[Shift]キーを追加すると、縦方向だけの最大化になります。
ノートパソコンをお使いの場合、ショートカットキー:[Windows]+[Shift]+[↑]を利用するほうが便利でしょう。
Windows 7を導入済の方は是非ご確認ください。
Microsoftのサイト内に以下のようなページがあり、明記されています。
•Microsoft Office 製品に関する Windows 7 の対応状況
いろいろと書いてありますが、
•Office 2007
•Office 2003
•Office XP(2002)
はWindows 7で動作するということです。
Office 2000は、ダメです。
Windows 7でOffice 2000の動作は保証されていません。
もちろんそれ以前のOffice 97なども。
私も自分のPCでWindows 7(RTM)にOffice 2000をインストールしようと試してみましたけれど、インストールの途中から先に進めなくなってしまいました。
Office XP・2003・2007は、特に問題なく動作しています。
ちなみに私の環境では、Office XP・2003・2007の共存も問題なくできています。
私のノートPCには、正式リリースまではまだ時間のあるOffice 2010 Technical Preview版も入れて、4世代のOfficeを一つのWindows 7環境に同居させてありますが、同居に起因すると考えられる不具合は特に感じられません。(不便なことは時々ありますけれど、まあ職業柄仕方ありません。)
Windows XPからWindows 7に乗り換えた方が戸惑うポイントは、いろいろあるでしょう。
Vistaと7とでも違いはありますが、その違いはそれほど大きくないと感じます。
パソコンインストラクターな方だと、既にVistaに慣れてしまっている方が少なくないでしょうが、世の中ではXPを使っている方が圧倒的に多いのです。
XPから7に乗り換えた方の戸惑いは、Vistaから7に乗り換えた方より、当然ながらはるかに大きいはずです。
Vistaに慣れてしまった人にとっては、ちょっとビックリするような疑問・質問が、XPから7に乗り換えた方からは出てくる予感があります。
デスクトップアイコンの大きさはその筆頭かもしれません。
デスクトップアイコンのサイズについて疑問に感じる方・ビックリする方・戸惑う方は、大量発生するんじゃないかと想像しています。
初期状態のWindows 7のデスクトップアイコンは、XPと比べるとかなり大きいです。
Vistaを使いはじめたときに、はじめてデスクトップ上のアイコンを見て、
「アイコンでかっ」
と感じた方は少なくなかったはずです。
あの感覚を味わう、XPから7に乗り換えた方は少なくないはずです。
「Windows 7で、デスクトップ上のアイコンを小さくするにはどうしたらいいんですか?」
という質問は、頻発する可能性が高いだろうな、と思っています。
▼操作手順:デスクトップアイコンのサイズを変更する
デスクトップ上で右クリック
↓
ショートカットメニューから
[表示]-[小アイコン]を選択
Vistaのときは、デスクトップ上で右クリックして表示されたショートカットメニューから、[表示]-[クラシックアイコン]を選択することで小さくできましたが、7ではちょっと表記が変わって[小アイコン]となっています。
Windows Vistaのデスクトップ上で右クリックして表示されたショートカットメニューの[表示]には、
[大アイコン]
[中アイコン]
[クラシックアイコン]
が存在していましたが、
Windows 7では
[大アイコン]
[中アイコン]
[小アイコン]
になっています。Vistaよりもわかりやすい表示だと感じます。
デスクトップアイコンを大きくしたいときは、ショートカットメニュー[表示]の[大アイコン]や[中アイコン]を選択してください。
ウィンドウを最大化しているときに、そのウィンドウを移動したいということってありませんか?
アクティブな最大化されているウィンドウのすぐ下に、見たい別のウィンドウが存在していることがわかっているときなどです。
VistaやXPなど従来のWindowsの場合、最大化されているウィンドウを最大化されていない状態にして、それから移動するという操作が必要でした。
これがWindows 7では簡単に移動できるようになっています。
▼操作方法:最大化されているウィンドウを移動する
タイトルバー部分を持ってドラッグする
通常、最大化されていないウィンドウを移動する場合、タイトルバー部分を持ってドラッグするという操作を行います。
Windows 7では、最大化されているウィンドウについてもこの操作が有効になっています。
スナップ機能を実装したことによって、結果的にできるようになった操作ということなのでしょうか、Microsoftのサイトの中ではこの機能のことを述べているページを私は見つけられないのですが、結構便利に感じています。
Windows 7を導入した方は是非お試しください。
ただ残念ながら、すべてのアプリでこの操作が可能なわけではありません。例えばMicrosoft製品であっても、Excel 2002ではこの操作はできませんが、PowerPoint 2002やExcelでも2007ならOKだったりします。
VistaまでのWindowsでウィンドウを最大化する操作といえば、ウィンドウの右上にある[最大化]ボタンをクリックしたり、タイトルバーをダブルクリックしたりといった操作を行っている方が多いでしょう。
Windows 7では、ウィンドウを最大化する操作が増えています。
スナップ機能を利用した最大化です。
タイトルバー部分を持ってドラッグしていって、マウスポインタが画面の最上部まで到達すると最大化が行われます。
Microsoftの英語サイトに用意されている動画の、00:18~00:25に行われているのがこの操作です。
マウスを利用している場合、マウスボタンを2回クリックするという操作や、マウスポインタを[最大化]ボタンの上まで移動して1回クリックするという操作より、タイトルバーのどこかをつかんで思い切りよく上方向にドラッグする操作のほうが簡単に感じます。
このウィンドウの最大化操作もウィンドウを左右に並べて配置する操作と同じく、ショートカットキーが用意されています。
▼操作方法:アクティブウィンドウを最大化する
[Windowos]キー+[↑]キーを押す
ノートパソコンをお使いのような場合、ドラッグ操作よりもショートカットキーのほうがずっと操作しやすいはずです。
Windows 7を導入されている方でウィンドウの最大化をよく行うという方は、[Windowos]+[↑]キーを一度お試しください。
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