テーブルの作成|アクセス
Q:アクセス2007で、テーブルを作成する方法を教えてください。
テーブルはそのつど最初から作る
テーブルはプログラムによって違いますから、最初からフィールド名を入力していくしかありません。
といっても、フィールド名と文字列の場合の長さと、インデックスの設定だけです。
新規に作る場合の手順を説明しておきます。
まずオブジェクトのウインドからテーブルを選んで、作成の中のテーブルデザインを選びます。
テンプレートは使わないで最初から作ります。
白紙のデザイン画面が出ます。
ここに、登録していきます。
フィールド名、データ型、説明の項目があります。
説明欄は入力する必要はありませんが、内容をメモしています。
1行ごとに、そのフィールドの細かい設定が下にあるプロパティでできます。
たくさん項目がありますが、登録するのはデータ型によって下記の項目だけでいいです。
・テキスト型-[フィールドサイズ]、[インデックス]
[フィールドサイズ]は文字数です、漢字は1文字で数えます。少し長めにとっておけばいいでしょう。ただし、5桁にした場合、99999人までの登録しかできません
[インデックス]は、検索にその項目を使ったりする場合に[あり(重複あり)]にしておきましょう。
ここで主キーのついて説明しておきます
テーブルには1つだけ主キーを設定しておきましょう。フィールド名にカーソルがあるときに、右ボタンをクリックして、主キーをクリックします。するとキーのアイコンが付きます。
主キーが設定されたフィールドは、[インデックス]が[あり(重複なし)]となり、このフィールドに同じ内容の文字(あるいは数字)が登録できなくなります。
とりあえず、一番大事なコード的なフィールドに主キーを必ず設定すると覚えてください。
・数値型-[フィールドサイズ]
[フィールドサイズ]は通常、長整数型でいいでしょう。9億くらいまでまでの数値が扱えます。
ただし、小数点以下の数値を扱う場合は、単精度浮動小数点型か倍精度浮動小数点型を使います。
・日付型-日付型の場合はプロパティは関係ないです。
[インデックス]を[あり(重複あり)]にするくらいでしょうか。
[インデックス]をあまり意識することはありません、設定されていなくても並び替えもできますし、検索もできます、スピードが落ちると感じることも、通常ありません。
説明の欄については、そのフィールドのことについて少し書いておけば、後で見たときに、わかりやすいです。
これで、できました。
新規でテーブルを作った場合、ウィンドを閉じると、テーブル名を聞いてきます。
名前を付けて登録しましょう。
名前は、後からでも変えられます。
ただし、プログラムをどんどん作ってから、変更すると修正が大変ですから、テーブル名、フィールド名はよく考えて付けましょう。
テキスト型の場合のフィールドサイズの変更は、プログラムができあがってからでも簡単に変更できます。たとえば、データが長い場合、長さを大きくしても他に何も影響ありません。
ただし、長さを小さくする場合は、登録されているデータが切られてしまいますので注意してください。