エクセルマクロを削除後、マクロがあるというメッセージが表示されてしまう…|Excel(エクセル)マクロ・VBA
Q:エクセルマクロを削除後、マクロがあるというメッセージが表示されてしまうので、表示させないようにする方法を教えてください。
エクセルで、マクロは削除した後に、このファイルを開こうとすると、メッセージが表示され「開こうとしたファイルにはマクロが設定されています」と出てくる場合があります。
マクロを削除したのに、なぜ?
こんな疑問をもったことはありませんか?
このメッセージを表示させないようにする方法について説明します。
まず、編集するファイルを開いてください。
「ツール」から「マクロ」→「Visual Vasic Editor」を選んでVBAエディタを表示させます。
(ALT+F11でも同じです)
このエディタ画面左側から「標準モジュール」をクリックすると、「Module1」という名前のマクロのが表示されます。
この「Module1」という標準モジュールが、前回記録したマクロの中身なので、これが削除されていなければ、マクロが設定されていることになるので、ファイルを開いたときにそのようにメッセージのダイアログボックスが表示されてしまうのです。
そこで、標準モジュールの左側の「+」をクリックしてください。すると標準モジュールが展開されます。
削除したいマクロ名(ここでは「Module1」)を右クリックすると、「Module1の解放」を実行することができます。
Module1の解放を選択すると、「エクスポートしますか?」と表示されますが、保存する必要がないなら、「いいえ」を選択すればOKです。
こうすると、マクロ本体が削除されるので、次からはファイルを開いたときのメッセージダイアログは表示されなくなります。