関数で簡易横棒グラフ-REPT関数|Excel(エクセル)
グラフ機能を使わずに関数を使って簡単な横棒グラフを作ることができるのはご存知でしょうか。 本格的なグラフを作るほどではないときでも、表の横にちょっとグラフを表示するだけでも、数値の比較を視覚的に行ないやすくなるものです。
▼操作方法:簡易横棒グラフを作成する
(A1セルのデータを元にB1セルに横棒グラフを作成する例)
B1セルに「=REPT(“|”,A1)」と入力して[Enter]キーを押す
REPT関数は、第1引数で指定された文字列を、第2引数で指定された回数だけ繰り返し表示してくれる関数です。
A1・A2・A3セルに数値が入力されているときに上記のB1セルをB2・B3セルにコピーすれば、「|」を使った簡易グラフになるというわけです。
元の数値データが大きければ、例えば
「=REPT(“|”,A1/100)」
というように適宜割り算をして数値を小さくし、逆に元のデータが小さければ
「=REPT(“|”,A1*100)」
のように掛け算をして大きくしてやるといいでしょう。
第1引数の方を別の文字にして、
「=REPT(“¥”,A1)」
「=REPT(“★”,A1)」
「=REPT(“■”,A1)」
というような指定をしてもいいかもしれません。
また、Wingdings・Webdingsなどのフォントを指定することで、ちょっと面白いグラフを作ることもできます。