office2010新機能紹介(4)【Word】「ナビゲーションウィンドウ」で文書の構成を管理|office2010
Office 2010の中で際立った変化が少ないのがWord 2010だ。もちろん、共通機能のBackstageビューや作図機能は使えるが、Word 2010ならではの新機能は少ない。
そんな中でも注目したいのが「ナビゲーションウィンドウ」だ。これはWord 2007の「見出しマップ」と「縮小表示」を合体したような機能で、複数ページにわたる文書を編集するときに威力を発揮する。
「表示」タブの「ナビゲーションウィンドウ」をチェックすると、左側に作業ウインドウが現れて、ページのサムネイル(縮小画面)が表示される。サムネイルをクリックして当該ページに移動できる。
ナビゲーションウィンドウは3つのタブを備え、左端のアウトラインタブでは従来と同じように「見出し」スタイルを設定した文字列を階層構造で表示できる。見出しをドラッグして章単位で順序を入れ替えられるほか、右クリックメニューでその章だけの印刷も可能だ。